Basic-MAX GP 競技会規則(以下、B-MAX GP レギュ)では、株式会社タミヤより公開されているミニ四駆競技会規則(以下、タミヤレギュ)に加え、 Basic-MAX GP 独自の制限を追加で規定します。
B-MAX GP レギュにおける追加制限を以下の通り規定します。
【0】ver1.0 → ver2.0 への主な変更点
- ローラーへの加工禁止
※ローラーへの加工処理は高度な技術を要し、多くの個人では加工困難であること。および、加工によるアドバンテージが大きいことから、ローラーへの加工を禁止します。 - アルミホイールへの加工禁止
※アルミホイールへの加工処理は高度な技術を要し、多くの個人では加工困難であること。および、加工によるアドバンテージが大きいことから、アルミホイールへの加工を禁止します。 - ミニ四駆キャッチャーを加工したパーツの使用禁止
※当初皿ビス加工を許可していなかった為、コース保護を目的としてキャッチャーバンパーの許可していましたが、現状では車体底面からビス頭が見える範囲での皿ビス加工が許可されているため、キャッチャーを加工したパーツの使用を禁止します。 - ビス・シャフト類の切断加工を禁止
※ビスやシャフト等の金属パーツの切断は、適切に処理されない場合に怪我につながるリスクが大きいため、ビス・シャフトへの切断加工を禁止します。ビスやシャフトが大きく飛び出る箇所は、ゴム管やスタビボール等で保護してください。 - 条件に合致した場合に限り、シャーシへの皿ビス加工を許可
- 置マスダンパー制限を緩和
※吊マスダンパーをセッティング可能
【1】競技車
1.競技車の種類
タミヤレギュに準拠します。
2.競技車の仕様
タミヤレギュに加え、以下の規定に準拠する必要があります。
① ボディ
使用するボディは以下の通り制限されます。
- プラスティック製のボディのみ使用可能
- フロント、リヤ共にタミヤ製のボディキャッチパーツで固定
- ボディの分割は禁止
- ボディとシャーシの組み合わせは自由
- ウィングパーツの未装着は可能
3.競技車の車体寸法
タミヤレギュに加え、以下の規定に準拠する必要があります。
① タイヤ・ホイール
使用するタイヤおよびホイールは以下の通り制限されます。
- タイヤとホイールは同一のサイズのみ組み合わせ可能
※ローハイトタイヤを大径ホイールに装着する等、サイズの異なる組み合わせは禁止です。
4.モーター
タミヤレギュに準拠します。
5.電池
タミヤレギュに加え、以下の規定に準拠する必要があります。
- 電池はシャーシの指定通りに設置すること
※シャーシの逆転使用は禁止となります。
6.改造
タミヤレギュに加え、以下の規定に準拠する必要があります。
① ボディ
ボディの加工は以下の場合のみ許可されます。
- ボディを搭載する際、シャーシ/プレート/マスダンパーに干渉する該当部分の切断
※干渉部分から 『 3mm 』以内で加工してください。(都度、主催・運営が判断) - アニマル搭載の為、キャノピー部品の切り抜き/取り外し
※アニマルの見た目のカスタマイズは可能です。
※アニマルは両面テープや接着剤でしっかり固定してください。 - キット付属の説明書で指定された箇所の肉抜き、および、メッシュの貼り付け
走行中のアニマル脱落及び肉抜き部位の破損によるボディ、ウイング等の部分脱落は失格とします。
② シャーシ
シャーシの加工は以下の場合のみ許可されます。
- 標準ビス穴の2mm拡張
- ビス穴の皿ビス加工
※車体底面からビス頭が見える場所に限ります。
③ マスダンパー
マスダンパーの改造は以下の規定に準拠する必要があります。
- マスダンパーの加工は禁止
- 可動するマスダンパーの設置は固定されたビスによる上下運動に限定
※プレート下方等に吊り下げたマスダンパーが脱落した場合は失格とします。 - ボールリンクマスダンパーのアーム部が車軸を跨ぐ設置は禁止
※走行中にボールリンクマスダンパーが脱落した場合は失格とします。
④ タイヤ・ホイール
タイヤおよびホイールは以下の規定に準拠する必要があります。
- タイヤの加工は禁止
- ホイールの加工は車軸用穴の貫通のみ可能
- タイヤとホイールの接着(両面テープ、接着剤等)は可能
- タイヤとホイールの組み合わせは同一サイズのみに限定
⑤ ローラー
ローラーは以下の規定に準拠する必要があります。
- ローラーの加工禁止
- 走行等で擦り減って過度にエッジが鋭くなったローラーの使用禁止
- ローラーの個数やサイズはタミヤレギュに準拠
⑥ プレート類
FRP、カーボン、ジュラルミン等のプレート類は以下の規定に準拠する必要があります。
- 皿ビス、エッジのテーパー以外の加工禁止
- 皿ビス加工は車両底面からビス頭が見える箇所のみに限定
- 各プレート類はグラつきなく固定すること
※グレードアップパーツのスライドダンパーによるスライド稼働は可能 - FRPおよびカーボンのプレートに対する瞬間接着剤の浸透による強化は可能
⑦ その他パーツ類
パーツ類の利用は以下の規定に準拠する必要があります。
- パーツの加工は個別に許可された場合を省き禁止
※ビス、シャフト等金属パーツの加工禁止 - シャーシとAパーツの指定以外の組み合わせでの使用禁止
※例)スーパー1シャーシ用電池ホルダをスーパー2シャーシに利用することは不許可となります。 - パーツ切り離し後のランナー、ポリカーボネートボディ等の端材のセッティング利用禁止
- ミニ四駆キャッチャーを加工したパーツの使用禁止
- 電池ホルダーの装着は必須
- ブレーキはタミヤ製グレードアップパーツのみ使用可能
※ブレーキスポンジの必要なサイズへの切断は可能 - ブレーキの過熱による加工原則禁止
※一部火器の利用ができない店舗等が存在することを考慮して原則禁止とする - モーターを分解することで取得できるパーツの使用禁止
- ビス/シャフト等の飛び出し箇所は、ゴム管やポール等で保護すること
⑧ ギミック類
マスダンパー等重量物を用いたスイング系の制振ギミック(提灯、ヒクオ、ノリオ、東北ダンパー、キャッチャーダンパー、ギロチンダンパー、ドラえもんダンパー等)は使用を禁止します。
ただし、グレードアップパーツであるボールリンクマスダンパーの使用は可能です。B-MAX GP レギュ『【1】- 6 – ③』に従ってセッティングしてください。
【2】競技コース
タミヤレギュに準拠します。
B-MAX GP レギュにおけるレースでは、ジャパンカップジュニアサーキット(Item No:69506)、ジュニアサーキットスロープセクション(Item No:69570)、ジャパンカップJr.サーキットバンクアプローチ20(Item No:69571)を組み合わせた3レーンサーキットでのレースを推奨します。
【3】公認コースでの競技
タミヤレギュに準拠します。
【4】車体検査(車検)
タミヤレギュに準拠します。
B-MAX GP レギュにおける車検では、ミニ四駆チェックボックス(Item No:95280 / Item No:95548)、および、ミニ四駆クリアランスゲージ(Item No:95613)を用いた車検を推奨します。
【5】失格について
タミヤレギュに準拠します。
ただし、詳細についてはレースイベント運営店舗・団体様に委ねられますので、レースイベント参加の際はレースイベント運営店舗・団体様にお問合せください。
なお、競技車両の車検については『 B-MAX GP レギュ【1】競技車 』に準拠する必要があります。
【6】レース運営について
タミヤレギュに準拠します。
ただし、詳細についてはレースイベント運営店舗・団体様に委ねられますので、レースイベント参加の際はレースイベント運営店舗・団体様にお問合せください。
なお、競技車両の車検については『 B-MAX GP レギュ【1】競技車 』に準拠する必要があります。
【7】出場制限
タミヤレギュに準拠します。
ただし、詳細についてはレースイベントを運営される店舗・団体様に委ねられますので、レース参加の際はレースイベント運営店舗・団体様にお問合せください。
【8】レースイベントへの参加申し込みについて
レースイベントを運営される店舗・団体様に委ねられます。レースイベント参加の際はレースイベント運営店舗・団体様にお問合せください。
【9】Basic-MAX GP レースイベントにおける免責事項
タミヤレギュに準拠します。
『主催者』を Basic-MAX GP レースイベントを運営される店舗・団体様に置き換えてタミヤレギュを参照ください。
ただし、詳細についてはレースイベントを運営される店舗・団体様に委ねられますので、レースイベント参加の際はレースイベント運営店舗・団体様にお問合せください。
大会を開催する店舗によっては微細な差異が生じる場合がございますのでご承知おき下さい。